座敷わらしの宿、再開へ

 2009年に火災で全焼した「座敷わらしの宿」として有名な金田一温泉郷(岩手県二戸市)の旅館「緑風荘」が5月14日に営業を再開します。

 緑風荘の建物は、江戸時代の1689(元禄2)年ごろに建築されたと伝わっており、旅館として営業を始めたのは1955年。座敷童の目撃される旅館としては、日本で一番有名で、多くの著名人が宿泊していました。

 座敷童伝承の起源は南北朝時代に遡ると言われています。北五日市家の先祖である藤原朝臣藤房が軍に敗れて逃れる最中に病死した長男の亀麿(当時6歳)が「末代まで家を守り続ける」と言い残し、座敷わらしになったと伝えられています。そのため、宿の敷地には亀麿をまつる亀麿神社があり、先祖の守り神として祀っています。

 亀麿が棲み着いていると言われている奥座敷「槐の間」は、1週間の予約期間に3年分の予約が埋まる人気でしたが、2009年に亀麿神社以外が全焼。従業員と宿泊客は全員無事だったものの、営業できない状態が続いていました。

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