韓国で万引きのサッカー部員29人に

 埼玉県内の本庄第一高校男子サッカー部員が親善試合で訪れた韓国で集団万引きをしたとされる事件で、同校の24日発表によると、万引きをした部員はさらに増えて計29人に上ったそうです。

 この事件、親善試合で韓国を訪れていた本庄第一高校のサッカー部員20数名が、ソウル市内のショッピングモールで集団万引きをしたというもの。部員らは9店舗を回り、ベルトや財布など70点余り、合計252万ウォン(約28万円)相当を盗んでいました。防犯カメラには同校のジャージを着た一団が映っており、すぐに校名が特定されました。その時点で部員は既に帰国していたため、現地の警察は再訪韓を要請。部員らは容疑を認め、盗んだ品を全て返還しました。

 当初万引きをしたのは22名とされていましたが、監督が他にも万引きしたと申し出た部員がいたにもかかわらず、学校に報告していなかったという事です。同校は29人を無期停学以上の処分とするほか、引率していた監督(48)を解雇し、コーチ(32)を停職1か月の懲戒処分としました。

円天事件、古参会員にも賠償命令

 「円天」と呼ばれる疑似通貨を使った「L&G」(破産)の巨額詐欺事件に絡み、全国の被害者62人が同社の元役員などに計約3億3850万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地方裁判所(松本利幸裁判長)は30日、元役員ら10人に加えて多くの会員を勧誘した古参会員24人の計34人に総額約3億3810万円の賠償を命じる判決を言い渡しました。

 判決は、元役員だけでなく古参会員についても「勧誘者」としての責任を認めました。原告側弁護団によると、大規模な消費者被害事件で、社員だけでなく勧誘者の責任を認めた判決は初めてといい、「今後の警鐘になる」としています。

 L&Gは1987年8月に波和二により設立され、当初は健康寝具や、健康食品の販売を行っていました。2001年より円天と呼ばれる電子マネー形式の疑似通貨を発行し、元本を保証した上「100万円を預ければ3カ月ごとに9万円を支払う」との説明で日本国内の不特定多数から協力金と称して多額の出資金を集めるようになります。

 しかし、2007年1月頃から資金繰りが悪化、配当はい停止し大半の社員も解雇されるなど企業活動は事実上停止、同年11月に破綻しました。

 全国の約5万人から1000億円を超える資金を集めた、過去最大規模のマルチ商法事件です。しかも設立者の波和二会長、過去によりマルチ商法の会社「APOジャパン」を設立、詐欺で実刑判決を受けています。APOジャパンは、日本で初めて法的処分を受けたマルチ企業の会社でもあります。

日テレ女子アナ内定取り消しで和解勧告

 「ホステスのアルバイト経験は清廉性がない」として日本テレビのアナウンス職内定を取り消された東洋英和女学院大4年生の笹崎里菜さん(22)が、決定は不当だとして同社に地位確認を求めた民事訴訟で26日、東京地方裁判所は和解勧告を行いました。

 笹崎さんは昨年9月に同社のセミナーに参加し、内定通知を受けたました。ところが今年3月、「母の知り合いが経営するクラブで短期のアルバイトをしたことがある」と伝えると、5月に内定取り消しを通知されたものです。

 和解協議は非公開で、双方の代理人が出席。笹崎さん側の緒方延泰弁護士は和解協議後、報道陣に対し「僕らの望んでいる方向に向かっている。年明けにはもしかしたら、僕らの希望する形で解決するかもしれない」と語りました。第2回の口頭弁論は予定通り、来年1月15日となっていますが、年明けにも再度、和解協議が行われる予定となっています。

 泥沼化必至と見られてい裁判でしたが、意外と早く決着するかも知れません。

不正アクセスで中国籍の男を逮捕

 中国の利用者向けの「中継サーバー」がインターネットの不正接続に悪用された事件で、警視庁は7日、東京都江戸川区の中国籍の会社員耿強容疑者(32)を不正アクセス禁止法違反容疑で逮捕しました。

 耿容疑者は昨年6月、大手プロバイダーと契約していた愛媛県の男性ら3人のIDとパスワードを仲間の中国人男性から提供され、インターネットに不正接続して3人のパスワードを変更、中国人男性がサイバー攻撃などを行う中継サーバー利用者に使わせていたという事です。調べに対し、「チャットサイトで知り合った中国の男に頼まれてやった」と容疑を認めているそうで、同庁は中国人男性の所在などを国際刑事警察機構(ICPO)を通じて照会し、解明を進める方針です。

 耿容疑者らにIDとパスワードを提供し、パスワードを変更させていた問題の中国人男性、同庁が先月19日に同容疑で摘発した「大光」(台東区)など複数の中継サーバー業者の「代理店」として、中国の山東省を拠点にサーバー利用者を募集。日本の大手パソコン周辺機器メーカー製の無線ルーターから流出した利用者のIDやパスワードを利用していたと言う事です。

慶大生、葉山御用邸に侵入

 皇宮警察は26日、酒に酔った状態で神奈川県葉山町の葉山御用邸の敷地内に侵入したとして、慶応大学4年の男子学生(23)を建造物侵入の現行犯で逮捕しました。

 同署によると、男子学生は直前まで近くの海水浴場で大学の友人男性数人と酒を飲んでおり、友人と別れた後1人で塀を乗り越えて侵入したとみられます。犯行当時は泥酔状態で、侵入した事は認めているものの「御用邸だとは知らなかった」と供述しているそうです。

 御用邸は天皇や皇族の別荘で、年に数回、静養を兼ねて避暑や避寒で訪れます。宮内庁の定義では、一定規模の建造物と敷地を有するものを離宮とし、小規模のものを御用邸と称しています。那須、葉山、須崎と3カ所の御用邸があります。葉山は神奈川県三浦郡葉山町にあり、大正天皇が崩御した所しても知られます。

 葉山御用邸が使われるのは2~3月で、夏季は観光客が多いため使用されず、当時は皇族関係者の滞在はなかったという事ですが、よりにもよって御用邸に侵入するとは。