書店ゼロの自治体、420

 香川を除く全国46都道府県で420の自治体・行政区で、地域に書店が1店舗もない「書店ゼロ自治体」ができているそうです。

 420というのは、全国に1896ある自治体・行政区の2割強です。書店ゼロ自治体の殆どは町村ですが、北海道赤平市と歌志内市、茨城県つくばみらい市、徳島県三好市、熊本県合志市、宮崎県串間市、鹿児島県垂水市など7つの市も含まれます。

 書店自体も毎年減少傾向で、2000年には全国の書店数は2万1654店でしたが、現在は1万2526店で、4割強も減っています。

 人口減と活字離れ、電子書籍の普及と、書店には逆風が吹きまくっていますし、この流れは最早変えられないでしょう。

 書店は大型化で生き残りをかける傾向が見られ、中小の書店数は減少していますが、大型書店の数は逆に増えています。今後は一部の大型書店だけが生き残り、中小の、特に個人経営の書店は淘汰されていくのではないでしょうか?。経済合理性に逆らって生き残るのは難しいですし、これが時代の流れというものでしょう。

座敷わらしの宿、再開へ

 2009年に火災で全焼した「座敷わらしの宿」として有名な金田一温泉郷(岩手県二戸市)の旅館「緑風荘」が5月14日に営業を再開します。

 緑風荘の建物は、江戸時代の1689(元禄2)年ごろに建築されたと伝わっており、旅館として営業を始めたのは1955年。座敷童の目撃される旅館としては、日本で一番有名で、多くの著名人が宿泊していました。

 座敷童伝承の起源は南北朝時代に遡ると言われています。北五日市家の先祖である藤原朝臣藤房が軍に敗れて逃れる最中に病死した長男の亀麿(当時6歳)が「末代まで家を守り続ける」と言い残し、座敷わらしになったと伝えられています。そのため、宿の敷地には亀麿をまつる亀麿神社があり、先祖の守り神として祀っています。

 亀麿が棲み着いていると言われている奥座敷「槐の間」は、1週間の予約期間に3年分の予約が埋まる人気でしたが、2009年に亀麿神社以外が全焼。従業員と宿泊客は全員無事だったものの、営業できない状態が続いていました。